先日、45歳にして、アメリカの大学、University of the Peopleに入学を決意したことをブログに書きました。
なぜ入学を突然考えたのか、というのは、改めてじっくりと書きたいと思います。
とりあえず、事務的な話で、入学要件に何が必要か?そして、その中でも特に英語力についてどのように証明したのか、を書きたいと思います。
私が入学したのは、学士過程(undergraduate)のComputer Scienceの専攻。
入学願書の提出は、ほんとうにほうんとうにほんとーーーうに簡単で、University of the PeopleのホームページのAPPLY NOWをクリックして、名前や住所、希望の専攻などを入力して最後に、Application Feeたった$60を支払うのみです。That's it! 超簡単です。
とはいえ、これだけではさすがにダメで。
学士過程を受けるには、高校の卒業証明のアップロードが必要。そして、International Studentには、英語力を証明する「何か」が必要とのことでした。
私の「高校卒業証明」はこれはこれでなかなか難儀!でした。というのも、私は結婚して姓が妻の苗字に変わったので、高校卒業時とは異なるんですよね。これを英語で説明するのは本当に難儀なんです。これも別途、ブログに投稿したいと思います。
とにかく急がなければならないのが英語の証明。
高校の卒業証明は後でもいいのですが、英語能力の証明は、1週間後の期日までに証明できないと、次のTermになってしまう、とのことで、こちらを最優先で進めることにしました。
英語力の証明についてですが、以下の3つのオプションがあるとのこと。
- 過去に受けてた英語のテストのアップロード
- 英語テストを受けて、英語力を証明
- 1も2も、不可な場合は、ESLプログラムを受けてそれをパスすれば無事入学
でした。
過去に受けたテストの対象は、英検やTOEFLも入るとのこと。でも、私が英検を受けたのは、小学生の時が最後。それも英検準二級(泣)。TOEFLも、はるかかなた昔に受けたままで、点数なんて覚えてないし、そもそも当時は、データではなく紙でスコアをもらっていたと思うので、そんなもの、残しているわけがありません。
そして、なるべく早く、授業を受けたい私にとっては、3のESLの選択肢もなく、残すは、2の英語テストを受ける、のみでした。
さて、英語力はどれくらい必要なのか。UoPeopleの公式サイトでは下記のように書かれています。
- Test of English as a Foreign Language (TOEFL)
- Paper-based Test (PBT): 500
- Internet-based Test (iBT): 61
- International English Language Testing System (IELTS) Academic Test: 6.0
- Pearson Test of English (PTE) Academic Test: 44
- EIKEN English Proficiency Exam: Pre-1 level
- College Board Accuplacer ESL Exam Series:
- Common European Framework of Reference (CEFR): B2 level
- Duolingo English Proficiency Test: 95
- 4-skill Michigan English Test (MET): 53
- Michigan Examination for the Certificate of Competency in English (ECCE): 650
- Michigan Examination for the Certificate of Proficiency in English (ECPE): 650
英検だと準一級(EIKENと書くんですね!)なので、そもそも無理。また、すぐに受けられるものでもないので無理。
TOEFLもすぐには受けられないので無理。
残る私の選択肢は、Duolingoでテストを受けることです。
Duolingoは、24時間365日受けられます。
テスト内容は
- この単語は英語か、そうではないかの〇×テスト
- 英文の虫食い問題
- 短い文章のスピーキング(恐らく発音をテストしている)
- リスニング内容のタイピング
- リスニング内容に関する質問
- 英会話でどのような質問をすべきか、回答をすべきか(選択式)
- あるお題に対して、自分なりの意見を述べるスピーキング
こんな感じだったと思います。
ものすごく難しい!とも思わなかったのですが、ものすごく簡単!とも思えず。
特に難しかったのは、
- この単語は英語か、そうではないかの〇×テスト
と
- あるお題に対して、自分なりの意見を述べるスピーキング
でした。
これは英単語かどうか?というのは、見たことないものばかりでてきて、どれも「×」にしたくなるレベル。これは、正直、勘というか、見たことあるぞ!というもの以外は、思い切ってバツを付けていきました。
そして、問題はスピーキング。短い文章を読み上げるのはまったく問題ないのですが、あるお題に対する自分なりに意見を述べるスピーキングは、私には難しかった。お題は、「都会暮らしと田舎暮らし、どちらがいいか?具体例をあげて、自分なりの意見を述べよ」でした。
もう、スピーキングはとにかく自信がありません。
I think とか I want とか、中学生英語みたいなのを羅列して、なんとか時間を埋めた感じです。
さてさて私の結果は、、、
なんと、ギリギリの95点でした!
やっぱりSPEAKINGが弱い、、、。
ま、とりあえず、私の目標は大学へ行くことなので、これ以上の点数を取りに行く必要はないのですが、自分の現時点での弱みが把握できたのでよかったです。
オンラインテスト(Duolingo)って、初めは私はちょっと懐疑的だったのですが、なかなかよくできてるなぁ、と思いました。
テスト当日のことや対策について、どこかの機会で書ければと思います!