40代 2児の父 東京在住のいろいろブログ

いまさらですが、ブログ初めました。備忘録です。

舌下免疫療法は効果なし!?舌下免疫療法を開始!かかった料金も掲載します!

私は、20代の頃からスギ花粉症に悩まされてきました。

毎年、年明けくらいから、少しずつ症状が出始め、3月4月くらいにはピークに。そして、やっとゴールデンウィークくらいに完全に納まる、という感じで、なんと1年の半分近くをスギ花粉症で悩まされてきているのです。

具体的な症状は、

  • 鼻水
  • 目のかゆみ
  • 喉のかゆみ
  • 皮膚のかゆみ
  • 熱っぽいだるさ
  • 不眠による疲れ

など。それに加えて、最近は

  • 胃の痛み

まで起きます。

そのため、年明けからゴールデンウィークまでは、窓も開けないですし、洗濯も外で干せません。

家族みんな、同じような症状であればいいのですが、4人家族の中で私のみ。

マスクや飲み薬でなんとか頑張ろうと思ってはいましたが、限界があります。

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数年前から気になっていた、舌下免疫療法。これは、体内に少しずつ、スギ花粉症の原因となるアレルギーを取り込んでいき、免疫を作っていく、という治療法。免疫ができれば、花粉症も克服できるかも?!というものなのですが、毎日取り込む必要があり、それも3年ほどかけてやる治療なので、根気が必要なのです。

この舌下免疫療法は、スギ花粉が飛散している時期に開始はできないため、7月~12月くらいに始めたほうがいいのかな?と毎年思っていたのですが、なかなか行動に移せずにいました。しかし、今やらないと、どんどん先延ばしになる!と思い、さっそく、この治療法を始めることにしたのです!

 

こちらは、とあるパンフレットによる舌下免疫療法の説明です。

舌下免疫治療法とは?

 

3年もかかるのかぁ、と思っていたのですが、パンフレットを読んでいたらこんなうれしいことが書かれていました!

舌下免疫治療法はいつから効果が出るか

 

「正しく治療が行われると、スギ花粉症の舌下免疫治療法では、治療開始後の初めてのスギ花粉飛散シーズンから効果が期待される」とのこと。

ということは、今から頑張れば、もしかしたら、来年のシーズンでは少しは症状が緩和されるってこと?これを聞いたら、頑張れそうですよね。

ということで、さっそく近所のクリニックへ行ってみることにしました。

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まずは、スギ花粉にアレルギー反応がでるか、という血液検査を行います。確かに、私は本当にスギ花粉症なのかもまだ確定していませんからね。もしかしたら、ハウスダストが原因かもしれませんし。

アレルギー検査の種類はものすごく多い(食べ物の種類からハウスダスト、植物の種類まで)ので、先生からヒアリングを受けて、検査しなくてもいい項目を外してもらい、最低限のものに絞って検査してもらいました。

ちなみに、この日私が支払った金額は、7,470円。血液検査代が、高かったです。

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そして、1週間後、検査結果を聞きにクリニックへ。渡された結果がこちら。

スギに対するアレルギー反応値が高い

ハウスダウストやヨモギは0.10未満という数字なのですが、スギだけが6.09という、高い数値に!クラス3ということで、これは陽性反応という扱いのようです。これで、晴れて私も、正式なスギ花粉アレルギー疾患者として、認められました(笑)。

この後、すぐに、1週間分の薬を処方してもらいます。まずは、軽めのアレルゲンを体に投入し、様子をみてから、徐々に増やしていく、というやり方です。

また、初回の投入時は、医師の前でやる必要があります。というのも、急にアレルゲンを体に入れるので、アナフィラキシーショックが出てしまう可能性があるためです。体に湿疹が出たり、呼吸困難になったり、など。

で、さっそく近所の薬局へ行って、薬をゲット!そしてまたクリニックに戻りました。

ちなみに、薬代は、初回の1週間分は580円でした。

 

こちらがシダキュア2000という薬。7日分です。この、「2000」という数字が、アレルゲンの量を示しているようで、今後、5000とかそれ以上の数字になっていくようです。

シダキュア2000

こちらが裏面。

シダキュア2000の裏面

「はがす」をはがして、取り出します。

シダキュア2000を手のひらに

薬剤師さんに、とにかく溶けやすいので、塗れた手では触らないように!と言われました。

こちらが、シダキュア2000の説明書です。

シダキュア2000の説明書

シダキュア2000の説明書

舌の下に、このシダキュア2000を置きます。そして、1分ほどそのままにし、その後飲み込みます。しかし、口に入れたとたん、一気に溶けるので、1分間口に入れている、という感覚はあまりありません。

味は、なんとなくちょっと甘い感じ。1分間口にこれを含む程度であれば、誰でも簡単にできると思います。

その後、5分間は飲食禁止、になります。これを毎日行います。

初回のみ、先生の前で飲み込み、念のため30分間様子を見てもらいます。アナフィラキシーショックが起きる可能性もあるためです。しかし、私は特に大きな異変は起きませんでした。しかし、スギ花粉アレルギーを体内に入れているため、後から喉がかゆくなったり、口の中がムズムズしたりしましたが、これを繰り返していくことで、スギ花粉アレルギーに慣れていくんですね。

2回目~7回目までは、自宅で自分で行います。それが終わったら、クリニックへ行って、次の処方をしてもらいます。おそらく、次はもう少しアレルゲンの多い薬を投入していくのだと思います。

ということで、不定期になりますが、今後、舌下免疫療法の経過報告をしていきたいともいます!またかかった金額もまとめていきます!

 

<今までにかかった金額まとめ>

  • 初診+アレルギー検査:7,470円
  • アレルギー検査結果説明+薬の処方:1,430円
  • シダキュア2000 1週間分:580円