家族でシンガポール旅行に行きました。
なぜシンガポールを選んだか?はこちらから。
私はシンガポールに行くのは2回目です。
1回目は3~4年前に仕事の出張で。そして今回の2回目は、家族旅行です。
前回のシンガポールは、印象が薄く、あまり記憶がありません。仕事で行った、というのもありますが、シンガポールの都心部に泊まっていたので、あまり東京と変わらないイメージがあったのです。なので、今回は初めて訪れるような気分でした。
私は、アメリカに何度も行ったことありますし、留学経験もあるので、英語圏はフランクな挨拶、というのが当たり前だと思っていたのです。
誰かと目が合えば、知らない人でも「Hi!」と声をかけたり、お店やホテルでも、「How are you doing?」などと笑顔で問いかけたり、そして答えたり、というイメージ。
しかし、シンガポールに到着してすぐに思ったのが、「英語圏だけど、アメリカのようなフレンドリーさはない」ということ。
例えば、入国審査。アメリカだと、審査官が「家族で何しに来たの??」「楽しみにしてることは?」なんて、笑顔で子供たちに聞いてくれたりしたのですが、シンガポールは、愛想がなく、息子(6歳)に対しても容赦なく、「早く進んで!」「親指をパネルに押し付けて!」と急かす感じ。決して怖い感じではないのですが、優しい感じでもなく。ついて早々、ちょっと面喰いました。
その後、ホテルについても、ホテルの人たちは、特ににっこり笑顔、というわけでもなく、淡々と仕事を進めている感じ。かといって、無愛想、というわけでもないんですよね。こちらが笑えば、ギリギリ笑ってくれるかな?という感じ。
タクシーに乗っても、レストランに行っても、「ようこそシンガポールへ!」「シンガポール楽しんでる?」という陽気な感じでもなく、本当に、淡々と仕事をこなしている人ばかりでした。
一度だけ、ガイドさんを付けて、動物園へ行ったのですが、その時も、子供に対して、「何が楽しみ??」なんて聞いてくれることはなく、この時間までにここに戻ってきて!と、事務的な話をするのみ。子供が暑くて水を飲んでいるときでも、「時間がないから急ぎましょう」と、心配したり、優しい声掛けをしてくれることもなく、ほんと、淡々と仕事をこなしていました。
かと言って、冷たい人たちなのか?というとそんなこともないんですよね。適度な距離感とでもいいましょうか。
地下鉄でも、すぐに子供に席を譲ってくれたりするので、優しい人たちであることは確かなんだとは思います。
なんとなく、日本人に似てる、というのが私の印象。日本人のようにちゃんと仕事はするんだけど、日本人より愛想には欠けるかな、という感じです。
というのとは、かけ離れているとは思います。
もしかしたら、たまたま、私が今回滞在しているときだけのことなのかな?と思ったのですが、シンガポールに長く住んでたことのある人に聞いたら、「シンガポール人は、あんまり愛想はないよ~」と言われました。やっぱりそうなんだー。
ま、これはこれで居心地がいいのかもしれません。アメリカのように毎回毎回、笑顔でHow are you doing? と聞かれるのも、それはそれでしんどいかもしれません。